7Iでのスイングをビデオ解析したら、
ダウンスイングで右肩がかぶり、アウトサイドイン軌道。
これはスライスの球筋からわかっていましたが、
もう一点、インパクトがハンドファーストではなく
ハンドレイト(ヘッドファースト)になっていました。
ドライバーはほぼフェアウェイキープでき、まっすぐ、
ドロー、フックぎみに最高飛距離270Yくらい飛ぶのですが、
アイアンは7Iで110Y〜135Yで
ドライバーの飛距離の割に飛びません。
トップはほとんどなく、ダフリばかりで、5Iにいたっては
飛距離130Y〜150Yとばらつき、スーパースライスのため
使用できません。
ユーティリティー3,4,5はソールが広いせいか
ひっかけフックは多少出ますが、まずまずロフトどおり
飛距離はでます(参考までに25度、165Y、19度、185Y)
ヘッドファーストがこれらの飛距離不安定、
ダフリの主因と考えています。
ハンドレイト(ヘッドファースト)の修正する
よいトレーニング方法はないでしょうか?
もちろん、アウトサイドイン軌道の修正も
重要と考えています。
とりあえす、スライス球はいいのですが、
ヘッドファーストを治したいです。
グリップ、アドレス、バックスイングの右腕、
右ひじ、トップでのフェースの向きは問題ないと
プロにいわれました。
切り返し〜インパクトまでのこの問題点を解決しないと
一生アイアンの飛距離ロス、ダフリは治らないように
思いますので、良いアドバイスお願いします。
35歳、男、ゴルフ歴半年、週4回練習。
身長177cm、体重77kg。左利き、右打ち。
カウンセリング-1
1. 先ず、
A. 現在持っている「スイングの意識」を変えます。
B. 打球場で「正しく改善できるドリル」を実践します。
2. 「グリップ、アドレス、バックスイングの右腕、
右ひじ、トップでのフェースの向きは問題ないと
プロにいわれました。」
この言葉は間違っていない!と解釈してお答えします。
3. スイングでの意識
● 無駄の無い、シンプルなスイングを目指すには
球は、「腕の力で強く叩きにいく」ものではありません。
腰と肩の高速な回転(捻転からの開放)によって
「目的地へボールを運ぶ」意識を持ちましょう。
● 溜めを有効に使う意識を持ちます。
上半身、両肩、両腕、ひじ、手首を
スイング中、ずっと脱力している強い意識が必要です。
その為には
「グリッププレッシャーを2〜4に保ち
手首を想像以上に柔らかく使う」 ことです。
(最高に強く握った力感を10とします)
この2つのポイントはパター以外のクラブでは
全てのクラブで絶対必要条件です。
4. 打球場でのドリル
■ スタンスの中央にボールを置いてPWで
上から下への軌道中にインパクトが
迎えるられるようにショットします。
■ それは上から下へボールを叩くのではなく
3〜10センチ ターゲット側へ
「スイング軌道の最下点を移す」ことを意味します。
■ 最初は少しで良いですから
トップからフォローの間でインサイド→アウトへ
振っていく意識を持ちます。
但し、これを腕の力で行ってはいけません。
腰と肩の回転をうまく使って行うのです。
■ そして軽いフックで球筋は少し高めで
何度ショットしても、100Yに達することが
出来る様になるまで打ち込みます。
「脱力して8割の力感」で・・
但し、リストをローリング
「手首の返し」を行ってはいけません。
■ スイングはすべて「ビハインド・ザ・ボール」
頭の位置はボールの後ろ側でインパクトを迎える
トップからフォローの間では、
「顔をターゲット方向へ移動しない」は
最低必要条件です。
3番通りの「強い意識」とイメージを持って
4番を「正しく実践」していれば
◆ スライスの球筋
◆ ダウンスイングで右肩がかぶる
◆ ダフリぎみのスイング
◆ ハンドレイト
この4つのことが全て同時に改善されます。
後はゴルフの黄金の法則である「縦理論」と
リストの正しい動きが分かる「上げきる」と「下げきる」
が
理解できれば遠回りをしないで、更に上達できます。
ご健闘、ご活躍を期待しています。