
ご相談-1
金田久美子(プロゴルファー)はどうして
あんなにガリガリなのに飛距離があるんですか?
私は金田さんの倍はあるけど・・・笑
体重は関係ないのでしょうか?
クラブがいい物だから?
私もプロ並みに飛ばしたいです。
カウンセリング-1
1. 飛ばしにこだわるのであれば、
脚力と腰周りの筋肉を鍛え、持久力よりも瞬発力です。
2. 2本の足でしっかり上体を支えて、腰をいかに素早く
正しく回転(捻転からの開放)出来るか?なんです。
3. バックスイングでは、右足でしっかり地面の方向へ踏ん張り
捻転で右股関節に十分なパワーを蓄積します。
4. 切り返しで、その蓄えたパワーを
右足の蹴りによって力強く、そして一気に
右腰をターゲット方向へ押し込みます。
5. 右腰が押されることによって、左腰が重心移動と共に
背中方向へ鋭く回転します。
6. 4〜5の動きで、つながっている両肩は
背筋に対して90度の方向へ軸をぶらさずに、
鋭く瞬時に回転(捻転からの開放)します。
7. その肩につながっている両腕がトップからダウンで
地面の方向へ鋭く振られます。
8. 6〜7で両肩と両腕は「回転させる」や「振る」のではなく
「回転させられる」そして「振られる」のです。
この部分をアベレージゴルファーは
勘違いしてしまうのです。
9. 腰の動きによって、あくまでも
「回転させられる」そして「振られる」のであって
両肩と両腕は自分から
「回転させる」や「振る」のではないんですね。
軸をぶらさないことも飛ばしには必ず必要です。
ビハインド・ザ・ボール
トップからフォローの間では、顔の位置を
ターゲット方向へ移動しないことです。
体重は重いほうが有利ですが、しっかりした脚力と
瞬発力がなくては意味がありません。
そして良いクラブというより
その人のスイングに合っているか?いないかです。
これらの事をよく理解して練習に取り組めば
必ず飛距離は抜群に伸び、
目標に近づくことができるでしょう。
あとはゴルフの「黄金の法則」である「縦理論」や
正しいリストの動かし方である
「上げきる」と「下げきる」
が理解出来れば、
更に上達でき目標を達成できることでしょう。
ご健闘、ご活躍を期待しています。