ご相談-1
長いクラブを振り遅れずインパクトするこつは、
どういうことが上げられるでしょうか。
カウンセリング-1
1. アベレージゴルファーの多くは振り遅れを
勘違いしています。
2. もっともっと振り遅れないから、インパクトでヘッドが
スクエアに戻ってこないのです。
3. トップからいち早くクラブヘッドをボールに近づける!
この考え方が実際にヘッドが振り遅れてしまう
一番の原因でしょう。
4. トップからの切り返し、そしてダウンスイングでは
左の足首や左ひざが先行して次に腰が重心移動(体重移動)
とともに反時計回りに高速で回転し始めます。
5. 胴体でつながっている両肩が背筋に対して
90度に近い角度で高速回転(捻転からの開放)します。
6. その肩の動きに伴って両腕が地面の方向に鋭く振られます。
振る!のではなく振られるのです。(正に振り遅れの状態)
7. リストコックや右ひじの角度が(約90度)保たれたまま
トップから手が右腰まで素早く下りてきます。
この時右ひじは殆ど90度に曲がったままで、
クラブシャフトは正面から見るとほぼ垂直です。
8. 手の位置が右腰の横まで下りてきているにも関わらず
クラブヘッドは頭の高さよりも20〜30センチ上部に
あるんです。
9. この形!
想像以上に振り遅れというかヘッドがかなり
遅れた状態です。
この溜めが出来ないから、インパクトでクラブヘッドが
戻ってこないのです。
10. 逆に言うと、早くヘッドをボールに近づけようとするから
余計にインパクトでヘッドが戻って来ないのですね。
ヘッドを早くアドレスの位置へ戻そうとしてはいけません。
そのお陰で、更に戻りにくい状況を作ってしまっていると
言えるのではないでしょうか?
上手く溜めの形が作れないので、
本当に振り遅れてしまうのですね。
このことをしっかりと把握することが大事だと思います。
このようなことも「縦理論」や
「上げきる」と「下げきる」
の理に適った
体の動かし方が理解出切れば悩まなくて済むでしょう。
ご健闘、ご活躍を期待しています。