ダウンブローのスイングを教えて下さい・・
30歳男性です。ゴルフ歴は2年になりますが
練習量は週5日、自宅にも練習場があります。
スイング、フォーム、球筋等をもっとよくしたく、
ダウンブローを身につけたくて仕方がありません。
@ トップから手の落ちる位置、腰の動き
A 1の状態での手の甲の向きとクラブの指す向き
B インパクトにかけての甲の動き
C インパクト後のフォローの仕方
上記の内容等でよいと自分では思っていますが、
他に細かく教えて頂ければうれしいです。
カウンセリング-1
1. 先ずダウンブローという言葉の意味を理解しましょう。
2. ダウンブローとは上から下へ打ち込む!
といったことではありません。
3. もし、2番のことが正しいならビギナー(初心者)でも
上から下へは打ち込むことが出来ますから
誰でも簡単に打てる!ということになるでしょう。
4. 本来の意味は
「上から下への軌道中にボールにコンタクトする」
ということです。
5. 4番のことを実現するには・・
「5〜10センチ
(正確な数値ではなく目安と捉えてください)
ほどボールよりターゲット側へ
スイング軌道の最下点を移す」ということです。
6. 例えばスタンス巾の中心が最下点だと仮定します。
であれば
「ボールを飛球線の後方へ5〜10センチずらして
ショットすれば簡単じゃん」と思うかもしれませんが
そうではありません。
7. 基本的なボールの位置というのは、SWでスタンスの中心、
ドライバーで左肩の前方です。(約ボール4個分の巾)
ボール位置に関しては説明したように
位置を変える方法と
どのクラブでも左脇や左耳の前方
といったボール位置を殆ど同じところで
ショットする方法がありますが初、中級者でもなじみ易い、
位置を変える打ち方で説明しましょう。
8. 例えば9番アイアンの場合ではスタンスの中心から
ボール位置が約ボール半個分ターゲットよりです。
その位置より更に約5センチ前方がスイング軌道の
最下点の位置ということになります。
規定でボールの直径は42.67ミリメートル以上で
重量は45.93グラム以下と定められていますから、
5+2=7 スタンスの中心より約7センチ
ターゲットよりが最下点の位置ということです。
(あくまで目安の寸法です。)
9. 但し、Behind the ball ビハインド・ザ・ボール
顔の位置はトップからフォローまで
ターゲット側へずらさない!
がゴルフスイングの原則です。
10. アドレスからトップの間で0〜5センチ頭が飛球線後方へ
平行移動します。
約7センチ ターゲットよりでは、
アドレスの位置でも届かないのに
バックスイングで約3センチ後方へ移動すれば
その計算からすると約10センチ届きません。
11. ではその誤差はどこでカバーするのか?
(何センチや何度というのはあくまで目安の寸法です)
◆ インパクトではアドレスより腰が重心移動して
約45度回転(捻転からの開放)しているので
右肩が少し下がります。
◆ インパクトではアドレスより頭が
3〜5センチ真下の方向に下がります。
◆ インパクトではアドレスより手の位置が
3〜5センチターゲット寄りです。
◆ 最下点の位置ではアドレスの時より
腕とシャフト間にある角度(飛球線後方から見たとき)
が約150度から約180度になります。
深堀プロのショット
アドレスとインパクトではこの4アクション
(4つの動作)によってスイング軌道の最下点が
10センチほどターゲットよりになるんです。
12. もうひとつ、
アドレスでボールの底とクラブヘッドの
リーディングエッジ(底)が同じ高さにあると
仮定します。
しかしインパクトではこれも違います。
リーディングエッジがボールの底より
約1センチ高い位置でボールにコンタクトして、
ボールがクラブフェイスから離れる時には
0.5センチ近くフェイスを駆け上がります。
フェイスのボールマークが縦に長い楕円の跡が付いて
スピンがかかるボールの動きになります。
13. 12番のことは上から下への軌道中にコンタクト
しているという証拠です。
14. スイングとしては
● ビハインド・ザ・ボールの原則を守る
● バックスイングでは「上げきる」の体の動きが重要
● ダウンからフォローにかけては、
「溜め」がしっかり出来るショットメイクをする
● インパクトゾーンではリストローリング
(手首をこねる動き)を意識しないでしっかり
最後まで「下げきる」リストの開放が大切
ですがフェイスターンは必要な動きです。
この4アクションはゴルフの「黄金の法則」である
「縦理論」が理解し易く、
シンプルに実践できる方法でしょう。
ご健闘、ご活躍を期待しています。
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