現在のゴルフスイングは左への体重移動(腰のスライド)を
しないのが主流なのですか?
雑誌(レッスン書)等をみていると
@ 右利きの場合、左への体重移動にともなう
身体の回転を活用してボールをインパクトさせる派
A 体重移動(腰の移動)はさせずスイング軸の固定を重要視し
身体の回転効率を最大限に引き出そうとする派
があるようです。
Aは古いスイング理論とばかり思ってましたが、
Aを支持する意見が多くなってきているように思えます。
さらには
「身体は右サイドで回転させボールをインパクトする」
という意見や、
「インパクト時のみならずフィニッシュ時においても
両足には均等に体重が配分されている」
という意見もあるくらいです。
私は@派ですが、どう思われますか?
例えばAのように体重移動なしでも
ターフは取れるのでしょうか?
Aはドライバー専用の理論なのでしょうか
ご教授いただけたら幸いです。
カウンセリング-1
少し勘違いをされているように思います。
1. これは人がゴルフスイングをする時の意識の問題なんです。
2. 効率の良いスイングの考え方を説明いたしましょう。
● 「右利きの場合、左への体重移動にともなう
身体の回転を活用してボールをインパクトさせる」
これは良い文章と言えます。
● 「体重移動(腰の移動)はさせずスイング軸の固定を重要視し
身体の回転効率を最大限に引き出す」
この文章に関して・・
ゴルフスイングの基本では重心移動(体重移動)なしで
効率よくボールを目的地に運ぶことはできません。
この言葉は、明治の大砲のようにダウンからフォローまで
右足に重心を置きすぎてフィニッシュまでも右側なので、
フィニッシュでは左足が浮くような態勢でショットしている人、
こういったゴルフスイングになってしまう危険性があります。
逆に、
バックスイングでは飛球線後方に、
そしてフォローではターゲットの方向に腰を大きく
スエーさせているゴルファーにとっては、
ある意味良くなる部分があるかもしれません。
3. ですが基本はやはり
バックスイングで”トップに達する手前から”
切り返しが始まり、右足の蹴りによって
右股関節がターゲット方向へ押されて
先ず、左ひざがアドレスの位置へ戻ろうとします。
次に腰がターゲットの方向へ重心移動をすると同時に
左腰が背中の方へ高速回転(捻転からの開放)
よく使われている言葉では腰を切る状態になります。
4. という動きになるので
「古いスイング理論とばかり思ってましたが、
Aを支持する意見が多くなってきているように思えます」
ではなく、古い新しいではありません。
5. 「身体は右サイドで回転させボールをインパクトする」
この言葉は、ある意味良いと言えます。
右サイドで回転させボールをインパクトするんですが、
その時に重心(地面への力の入り)は左足に
ないといけないのです。
6. 「インパクト時のみならずフィニッシュ時においても
両足には均等に体重が配分されている」
これは良くない言葉だと思います。
基本のスイングでは、インパクト時、
そしてフィニッシュ時では
左足に60〜80パーセントの力が地面へかかる意識です。
7. もうひとつ大事な事は「Behaind the ball」
ビハインド・ザ・ボール
頭はボールの後ろ側でインパクトを迎える!ではなく
顔の位置(向きではありません)はトップからフォローの間で
ターゲットの方向へ移動しない!ことです。
これで、
ご質問の内容はある程度正しく理解できたのでは?と思います。
こういったゴルフスイングの基本の動作や仕組みを
理解することで、”球の捕まり”や”飛距離”も
必ず伸びるようになります。
後はゴルフの「黄金の法則」である「縦理論」や
リストの動きが正しく理解できる「上げきる」と
「下げきる」が理解できれば更に
ステップアップできることでしょう。
ご健闘、ご活躍を期待しています。
ヒントになったらポチッと応援よろしく〜!
↓ ↓
にほんブログ村
>左腰が背中の方へ“高速回転”(捻転からの開放)
>よく使われている言葉では腰を“切る”状態になります。
ここが私達アマには困難過ぎるのす!!“高速回転”と意識するだけで上下のタイミングが崩れ、腰砕けになり破綻します。
また、“腰を切る”も同様です。
素質で難なく出来るプロには簡単なのでしょうが、アマにはこの部分が恐ろしく難しく何年も浪費します。ここが天才的な素質を持ったプロと、アマの大きなギャップだと思いますが、いかがでしょうか?
これ冗談です。困っちゃいますよね!!
でもビデオレッスンはやっぱり参考になりますね!
いつも参考になります。有難うございます。