【ヘッドスピードを上げる知恵-Part2】
ヘッドスピードを上げるには大きく分類すると
「クラブの動き」と「体の動き」の2つの要素に分類されます。
前回では「体の動き」についてAとBを説明しました。
今回はCとDについてお話ししましょう。
C. 右肘を支点にする切り返し直後のしっかりした「溜め」です。
D. リストコック、手首の折り曲げと
その「開放の向きと大きさ」によって大巾に変わります。
C. ここで「溜め」についてですが、これはホーガン理論
(ベン・ホーガン)なしに語ることはできません。
ゴルフクラブは進化しているといいますが、
基本的にシャフトが真っ直ぐあって、
その重心線からズレた所にヘッドはあります。
その点で大きな変化はありません。
理論に流行はあるが、この基本が変わらない限り
理論も基本に戻るんです。
ホーガンのころはシャフト、ヘッド、ボール、
すべてが今より飛ばないものばかりでした。
だからこそ、ダウンスイングへの切り返し時、
ホーガンは右脇をグッと急角度で身体に引きつけています。
タイガーのスイングを見ても、ホーガンに比べたら
その角度は鈍角です。
それは当時の慣性モーメントの小さいクラブで飛ばすために
タメを効かせることでヘッドスピードを上げる狙いが
あったからです。
しかしこの打ち方が技術的に難しかったのは事実です。
その大事な部分の動きを見てみましょう。
トップの形と手がベルトの高さまで下りたところの
ベン・ホーガンの写真と画像です。

◆ トップでは左腕とクラブシャフトの間に出来る角度は
かなり鋭角ですよね。
◆ また、腰の高さに手が下りた位置でも
同じように鋭角になっています。
この通りに真似をするのが良いとは言いませんが、
現在のスイングとはあまりにもかけ離れていることに
気付かれたと思います。
少しでも近づけることができれば、
しっかりとしたタメが作れるのではないでしょうか。
やはり右脇がある程度締まっていて、尚且つしっかりと
リストコックが入る態勢を作るのが良いと思うのです。
そして手を体から離さずに、身体の近くに通す意識が
好結果につながると考えます。
その為には、手首を想像以上に柔らかく使い
両脇が締まった状態でインパクトを迎えることは
現在でも有効なスイングだと言えるのではないでしょうか。
ゴルフ理論には流行すたりがあるけれど、
基本は決して変わることがない。
ベン・ホーガンの「モダン・ゴルフ」は理論ではなく
基本だ!と語るプロもいるほどなんですね。

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去年の男子ツアーで「Silver-Blade 03 CS」を使用したPRGR契約プロで、
年間賞金ランキング2位の矢野東選手、4位の谷原秀人選手が、
それぞれ2勝、1勝したほか契約外プロも同パターを使用して1勝している。
http://www.rakuten.co.jp/bhl/706526/777587/846083/