最近はほとんどのクラブメーカーが試合会場に
スタッフとサービスカーを派遣し、プロの要望に
すぐに対応してくれる体勢をとっていますよね。
20数年前はそういうサービスはなかなか望めませんでしたから
隔世の感がありますね。
メーカーの方といろいろと話しさせてもらう中で交友を深め、
クラブの知識を深められたことも大きな武器となります。
プロには同じクラブを長い間使う人もいれば、
新しいものにどんどんチャレンジしていく人もいます。
殿堂入りしているべッツィー・キングのように10年以上、
同じクラブを使い続ける選手もいます。
いいと思ったものはたとえ機能的には古くなっていても、
自分の一部となり、そのクラブだから出せる自分の感覚が
手放せないのです。
例えば、フェアウェイウッドで言えば名器と言われる
キャロウェイの「初代スチールヘッド」や
テーラーメイドの「初代Vスチール」のようなクラブ・・・
プロはどんなクラブにも合わせて打つことが出来ます。
でも、それは自分のスイングをしているのではなく、
クラブに合わせたスイングをしているという事なんです。
自分のスイングをして、思い通りの球筋、高さ、飛距離が
出せるクラブが理想なんですね。
単に距離が出るというだけではダメなんです。
こうやって打ったらこういう球が出る、こういう動きをしたから
こういうミスが出たという結果を自分の動きと合わせることが
絶対条件です。
少しでも不安があればスイングが中途半端になり、
いい球が出にくいものです。
自分の動きと出る球筋が合致すればクラブを信用できるので、
優勝争いや競技ゴルフ、また月例などで、緊張した場面でも
思い切った攻めのゴルフができるんです。
面白いのは、気に入ったクラブを全く同じ仕様で組んでも、
実際に打ってみると、前のものと同じ感覚で打てることは
あまりないことです。
(よほどの熟知した職人芸のクラフトマンが組まないと・・)
「プロにとってクラブは武士の刀と同じ」と言われます。
他人にクラブを使われるのを嫌がるツアープロは多いです。
たとえ素振りであっても、自分のクラブにその人の
スイングの癖がついてしまうような気がするものなんです。
クラブはプロにとっては大事な分身のようなもの。
気に入ったクラブが見つかると、とことん大事にしますね。



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ブログ読ませていただきました。
さすが専門家。スゴいですね。
自分はプログ始めたばかりなのでとても参考になります。
これからも宜しくお願いします。