前回お話ししたように、スポーツでは道具との接点が
非常に重要な役割を果たします。
ボールを思うようにコントロールするには、道具である
クラブと接するところ、つまりグリップが上手くできていないと
後のスイングに大きく影響します。
ではグリップするにあたっての注意事項を解説しましょう。
では実際にクラブを持って一緒に行ってみましょう。
1. 背筋を伸ばし、直立状態でクラブを水平もしくは、
15度くらい少し斜めに立てます。
2. 次に左手を動画(ビデオ)のように斜め45度の方向で
平手を作ります。(少し左手甲が反るように)
3. その時、親指と人指し指の間を軽く締めておきます。
そしてその溝が右の脇を指すような方向です。
4. 3の溝がグリップの真上もしくは少し右にくるように
”上から”グリップにあてがって、他の指も握ります。
5. 左手はフィンガーグリップ(指先で握る)と
パームグリップ(手の平で握る)の中間くらいのイメージです。
1. 左手と同じように、斜め45度で平手をつくり
甲が反るようにして親指と人指し指の間を軽く締めます。
その溝が右の脇を指すような方向です。
2. 次に薬指と中指の第一関節をグリップの下方向から
引っ掛けて、回しこむように右手の親指をかぶせます。
3. このときにグリップを鷲掴み(わしづかみ)するのではなく、
指先で握るイメージです。
4. 右手の甲は反るイメージですが、親指をかぶせると
甲は真っ直ぐ位になるでしょう。(丸まらないように)
5. 甲を反らせるイメージで、指先で握るのです。
動画(ビデオ)の最後に右手の手の平側を見せていたような
感覚の右手の形が大事です。
この形によって、ビジェイ・シンプロのような
右手の開放(右手のひらがグリップから離れるような)
ができるのです。(やれればいい!というものではないですが・・)
最初は右手にかなり、違和感を感じるかもしれませんが、
少しずつ慣らしていきましょう。
右手をフィンガーで握ることや、右腕をクラブシャフトに対して
90度に近い状態で握ることによって・・
● 力が逃げないインパクトになる
● スイングを飛球線の後方から見たときに
腕とシャフトの間にできる角度がなくならない
しっかりと角度(160度前後)をつけてアドレスできるように、
腕とシャフトの間に角度が作れるように構えましょう。
これは、アドレスでしっかりと股関節から体を折って
前傾角度を作ることや、その前傾をキープしたまま
インパクトを迎えることにもつながってきます。
最後に、岡本綾子プロは、両手の甲をそらし、
親指と人差し指の間が軽く締まった状態を保つことが
凄く大事だと感じて、車を自分で運転する時は、
いつもこの形を作ったまま運転している!
というほど大切な事なんですね。
グリップひとつで、ゴルフスイングのいろんな部分にまで
影響を及ぼすのですね。
更なるご健闘、ご活躍を期待していますよ。
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