ゴルフで罠というと、実際のラウンドで”コースの罠”
そうですね”ハザード”コース上に配置されている危険区域。
バンカーや池、クリーク(川や溝)そしてやっかいな
グラスバンカー(深いラフで覆われたバンカー)などを
思い浮かべますよね。
ハザード以外では林やOBゾーン(アウト・オブ・バウンズ)
そして深いラフなどがありますが、ちょっとここで
あまり知られていないルールをお教えしましょう。
白杭・・・OBとの境界線
黄杭・・・ウォーターハザードとの境界線
この2種類の杭でその判定方法が若干違うところなんです。
ではイラストを見て見ましょう。
OBでは境界線上はセーフでしたが、
ウォーター・ハザードではボールが境界線上にある場合は
ウォーター・ハザード内となり、無罰でプレーできません。
境界に関しても、詳細に区別できていましたか?
話がそれましたが、なんだっけ?
あっ、そうそうゴルフの罠でしたね。
【Golfの罠】
コースの罠ではなく、Golf雑誌などに使われている
レッスン用語やその文章や言葉をどうとらえている
かが今回の課題です。
解釈の仕方が違えば、
その”文章の意味まで大きく変わってしまう”という罠です。
殆どのアマチュアゴルファーはこれらを真に受けて
失敗した経験が必ずといっていいくらいあると思います。
それでは、勘違いし易い文章とはどんなものか?
箇条書きで上げてみましょう。
■ 腕と肩でできる三角形を保ったままスイングする
■ グリップエンドは常におヘソに向くように意識する
■ 手首(又は右手首)を固定してクリーンに払い打つ
リストコックをほどかないで打つ
■ ダウンでヒザを右から左へ送る(ウェートシフト)
■ 手元はアドレスと同じくハンドファースト
■ ボールを上からつぶす、
又は上から押すような感覚で打つ
■ オープンスタンスでボールを右に置き、
フェードで攻める
■ あなたのクラブ、ライ角は合っていますか?
クラブのライ角は重要
■ ダウンで手首をタメすぎてヒール側が先行して下り、
スライスが出る
点線が実際の打痕
■ 下半身の動きで、手元を更に先行させて打つ
■ 最近のクラブは払い打ちが正解
■ 球が弱々しく右にフケるという人は
ボールを右寄りに置いて打つ
■ 0:10の配分で体重移動は左へ大げさに
■ スタンス幅内で、頭をしっかり動かす(移動する)
■ 左足前にあるボールを打つつもりなら
ヘッドスピードが最速になる
■ 右手の平をフェース面に見立て、
右腰前の仮想のボールを押し込んでいく
■ ダウンの段階からフェースを閉じれば、
つかまったボールが打てる
■ ヘッドがV字を描くように腕はタテに振る
どれをとっても”間違い”ではありませんが、
意味をはき違えると、とんでもないことになってしまいます。
もちろん上級者やプロにとっては、問題の無い文章だと
言えるかもしれません。
しかし、ゴルフスイングの基礎や基本が詳細に至るまで
鮮明に理解できていないゴルフ歴の浅いゴルファー(ビギナー)達が
このような文章を鵜呑みにしてしまうとどうなるのか?
それは、その文章や言葉を信じて(真に受けて)
何百球、何千球いや何万球と打球場で練習するんですから、
良くなったり悪くなったり、
上手くなったり、下手になったりして当然なのかもしれません。
いくら正しいスイングイメージでも、取り方によっては、
良くも悪くもなりますし、そのスイングイメージを取り入れる
タイミングによっても善い悪いが360度変わってしまうからです。
また、その言葉をしっかり理解して練習できていても、
最初は凄く効果があって良かったのに、練習の途中から
その良いイメージのことを行い過ぎて、
スイングに悪影響を及ぼしてしまうこともよくありますよね。
では、こういった文章を読んだときに、何に注意して
自分のスイングに取り入れていけば良いのでしょう。

ではまた、お楽しみに!



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