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2009年12月31日

アッパーブローとダウンブローの違い

【アッパーブローとダウンブロー】

よく耳にするのがドライバーはアッパーブロー又は
アッパーブロウで・・・

アイアンはダウンブロー又はダウンブロウで・・・

ではこの両者、2通りの打ち方でのショットの仕方は
果たして違うのだろうか?

少しイメージが変わるかもしれませんが、
基本的な打ち方やスイングは同じというか、
スイングはひとつと考えるべきなんですね。

それは、安定度や再現性を優先するからだと言えます。
「基本のスイングはひとつである」と考える。

ショットの基本を沢山作ってしまうとスイングが複雑になり
安定性や再現性が維持できなくなるからです。

ではアッパーブローとダウンブローで何が違うのでしょう?


【アッパーブローとダウンブローの違い】

実は・・

● 基本のスイング軌道に対して
  ボールの位置が変わるだけのことなんです。

クラブの長さ(番手の違い)によって、スイングに多少の違い
(体重移動の大きさや振り幅の違い)はありますが、
基本はクラブヘッド軌道の最下点をほぼ同じ位置だと考えて、
スタンスに対してボール位置をドコにするかによって変わる
ということです。

つまり仮にスイング軌道の最下点がいつも左ワキ辺り
だと仮定しましょう。

その場合、ドライバーで左カカト内側の延長線上にボールが
来るようにアドレスをとった場合、アッパーの軌道で
インパクトを迎えます。

逆に7番アイアンだと左胸辺りにボールを置いた場合、
ダウンブローでインパクトを迎えるでしょう。

コースではボールは動かせないので、スタンスをとる時の
右足の位置によって変化するのですが・・・

スイング自体を状況に応じて変更し、アッパーブローだから
”スクイ打つ”をしたり、ダウンブローだからといって
”上から下へ打ち込む”といったことではない!
ということです。

● スイングを殆んど変えずにショットした場合、
  もちろんスイング軌道の最下点の位置も変わらないので、
  そういう結果になるんですね。
アッパーとダウンブロー.mc.JPG
実際のショットはこんな単純なことではないが考え方としてはボール位置

ゴルフスイングの基本の考え方としてはそうあるべきなんです。
なぜなら、安定性と再現性を重視するからです。

もちろん上級者やプロ達は高い球筋の場合、そして
低い球筋をイメージする時、更には大きなフックボールが
必要な時や、スライス回転をボールに掛けたい時など、
スイング軌道も多少は変わりますが、基本として自分が
持っているスイング自体をラウンド中に変えることはありません。

ドライバーだからスクイ打ったり、ショートアイアンだから
打ち込むのではないんですね。

イメージする球筋によって、スイング感覚に多少の違いは
ありますが、どの状況でも基本のスイングは
変わらないということです。虹

この部分を勘違いしないように気をつけて、自分に合う
基本のスイング創りに役立ててくださいね。手(パー)わーい(嬉しい顔)

「ゴルフスイングのクラブを振る方向とは?」はココ↓
http://blog.golfdigest.co.jp/user/tygreen/archive/184

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posted by NAKABE at 03:54| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スイングの安定性と再現性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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