ご相談-1
スイング時の右サイドのポジションとグリップについて
1. テイクバックする時に
よく右ひざを動かしてはならないと言われますが、
それは腰の位置もでしょうか?
わかりにくいかもしれませんが、自分のイメージは
壁を背にしてお尻を壁ぎりぎりにアドレスし、
スイングした時に左右のお尻が壁にあたらないように
スイングするのが正しいのかということです。
固定するのが膝であって腰はよしとしたら
腰が後ろへ引けた時、膝が固定された状態で
テイクバックすると少し沈むと思うのですが・・・
腰も固定となると腰を回転(45°程度)した時、
左サイドが前方に出るイメージになるのですが
良いのでしょうか?
2. グリップについてですが、
パームグリップは昨今駄目なのですか?
始めた当初オーバーラッピングで
フィンガーグリップが良いと聞き、
実践しているところですが
自分は手が大きくどうしても適度な
グリッププレッシャーで握ると遊びができてしまい、
たまに切り替えしの時に必要以上に
コック(というよりグリップの遊びによるズレ)が生じ、
クラブと一体感が得られずたまに力が入り
引っ掛け等のミスがでます。
そこでインターロッキンググリップにし、
パームグリップに変更するのはいけませんか?
もしくはどちらかで・・・結果がよければいいのか?
飛距離が落ちる可能性がありますが
気にしていませんし、方向性を重視しています。
それとも、あくまで現状で続けて
良くしていったほうが良いのか悩んでます。
練習は嫌いではないので
変更による違和感等は気にしていません。
暦約1年少し、176cm、68kg、
HS48〜52(冬〜夏)←ゴルフショップ計測
まだまだ初心者ですが出来るだけ無駄な動きを無くし、
シンプルなスイングを目指して研究中です。
アドバイスよろしくお願いします。
カウンセリング-1
1. 腰が約45度回転しますので、お尻は背面の壁に当たらず
当然、左腰はボールの方に回転(捻転)し、
右腰は背中方向へ回転(捻転)します。
腰全体は飛球線後方へ移動してはいけません。
2. 「フィンガーグリップが良いと聞き、実践しているところですが
自分は手が大きくどうしても適度なグリッププレッシャーで
握ると遊びができてしまい・・・」
フィンガーグリップで握ると手がどんなに大きくても
グリップは手の中で遊ぶことはありません。
逆ですね!パームで握ると遊び易いですが、
殆ど指だけで握れば遊ぶことはないのです。
上手くフィンガーで握れていないのだと思います。
100%のこととは言えませんが
私はフィンガーグリップをお勧め致します。
それはグリッププレッシャーを2〜4の力感に保ち
手首を柔らかく使う事で、リストコックの動きが生む
大きな開放を十分に利用する事ができるからです。
もし、自分が野球のピッチャーで、ある人から
「手首を固定しろ!」と言われて、その通りに行い
それで「ボールを速く投げれる」と思いますか?
できる訳が無いでしょうし、優秀なピッチャーは
みんな手首の使い方が、他の人より上手く
最大限に利用しているはずです。
後はゴルフの「黄金の法則」でもある「縦理論」と
手首の正しい動きである「上げ切る」と「下げきる」
が
理解出きれば、遠回りをせずにどんどん上達できるでしょう。
ご健闘、ご活躍を期待しています。