片山6位タイ、今田42位タイで決勝ラウンドへ!
石川は無念の予選落ち 悲しさから悔しさへ、石川のマスターズ初挑戦が終わる
私の考えでは、ある意味
石川遼プロは理想に近い終わり方だった。
(NAKABEの気持ち)
15番で2オンに成功してバーディを奪い
2オーバーとした石川は、予選通過も狙える位置で
16番パー3を迎えた。
この時点で石川は昨日の1オーバーからひとつ落としただけ!
まだ予選通過の可能性を残していた。
石川遼のスタイルは最後の3ホールで更に攻めるゴルフを
今までしてきた。
がしかし、オーガスタの洗礼をココで受けることになった。
16番、右手前のバンカー越しに切られたピンに対し、
石川は練習ラウンドから、「このピンの時は左手前でOK」と、
キャディと共に決めていた。
しかし、石川はピンを狙った。
「あそこでピンを狙いたくなる気持ちになるのは、
自分が弱いから。まだあのピンポジションに向けて
僕が打っていく実力がないのに、
力量以上をコースにぶつけても跳ね返されると言われたのに…」。
初日が終了した時点で、明日2日目はひとつイーグルをとって
それでも、「予選を通過できない形で日本へ帰るのがベスト!」
ではないか?
と考えていました。
そうすれば、これからの練習への「うち込み方」で
更にパワーアップできるのではないかと・・・
人は打ちのめされて、その大きな悔しさをバネにして
更にひと回りも、ふた回りも大きく強くなれるもの!
と思っていたからです。
オーガスタでイーグルは取れなかったが、
遼くんにとってすごくプラスになる要素があった。
それは次の事件が遼プロの目の前で起こったからである。
(NAKABEの気持ち)
【マスターズ2日目】大会記録 11バーディー
石川と同組の23歳キム
石川と同組で回ったアンソニー・キムが
11バーディーを奪う快進撃を見せた。
1986年にプライス(ジンバブエ)がマークした
1ラウンドの最多記録「10」を更新し
「本当にエキサイティングだ。
11なんて、2日間でもやったことがない。
それもオーガスタでなんて、信じられない」とまくしたてた。
これを目の前で、見せ付けられたことによって、
遼プロにとって、
「自分が成長さえすれば同じようなことが、
この憧れの地オーガスタで、
自分にもできるではないか!」と・・
実現可能な夢を抱いたまま、
日本に持ち帰ることができるからである。
石川 遼が大きく成長する過程において、
かけがえのない、そして大いに意義のある
「オーガスタの2日間」であったと私は考えます。

(NAKABEの気持ち)
posted by NAKABE at 14:35| 大阪 |
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