ロングホールで大叩きするアマチュアゴルファー、
特にレディースゴルファーは意外と多いものです。
パー5のロングホールは実はチャンスホール!
なんだということを再確認しましょう。
上級者やプロであっても、アベレージゴルファーであっても
ロングホールはスコアを良くする絶好のチャンスなんです。
上級者やプロはバーディーが取れる可能性が高く、
アベレージゴルファーはパーで上がれる可能性が高いのです。
例えばアベレージが90の人では72+18=90ですから、
ボギーでパープレイ、つまりロングホールでは5+1=6点が
パープレイな訳ですよね。
もしロングホールをパーで上がった場合、プロや上級者で言う
バーディーに匹敵するということです。
アベレージゴルファーが最初から2オン2パットの
バーディーで上がってやろうと考えてラウンドするから、
コースの罠にハマって、4オン3パットの7点や
5オン4パット、9点の大叩きになってしまうのです。
ドライバーショットから考えるのではなく、
最後のパットから考える癖をつけるように
思考を変えてみましょう。
1. まずパットを2パット以内で上がるには、登りを残すことです。
仮にグリーンが受けグリーン(奥が高く手前が低い)だとすると、
グリーンに乗せる位置をピンよりも手前にオンさせることです。
ピンの手前1〜5mの縦の楕円にボールが止まるようにショットします。
つまり、ファーストパットで登りが残る所にボールを置くという事です。
ファーストパットで下りの難しいパットを残すから、
3パットや4パットになる確率を上げてしまうんです。
イラストで表すとこんな感じです。
2. 次に考えるのは、自分の得意なショットの距離を残すことです。
左右のブレ巾や前後の距離感が自分にとって、
一番狂いにくい距離を残すのです。
ここで重要なのは、自分の”得意距離”を持つ事です。
「この距離ならまかせてよ! 寄せて見せるから」と
思える距離です。
30Y、50Y、100Y,120Y、ほとんどのゴルファーはこの辺りに
得意な距離を持っている、もしくは持つように練習しておくんです。
● では、仮に100Yが得意な距離だと仮定して考えてみましょう。
ホールの全長から得意な距離を引きます。
全長が480Yであれば480-100=380Yですね。
ティーショットとセカンドショットで何ヤードずつ打てば
自分にとってのベストショットが出やすいのか?を考えます。
ある人は280Y+200Y、この方は2オンの場合ですので、
上級者以上と考えて、ここでは割愛させていただきます。
ただ、上記のような上級者でも
ティーショットをミスした場合、
レイアップして2オンを3オンに変更する事もあるでしょう。
● またある人は250Y+130Y,またある人は230Y+150Y、
210Y+170Yの方もいるでしょう。
そしてレディースでは全長が420ヤードと考えた場合、
得意距離100Yを引くと420-100=320Yとなりますし、
200Y+120Yや180Y+140Yの方もいらっしゃるでしょう。
● 考え方として、ティーショットでは常に
フルスイング(マン振り)する必要はなく、
自分にとって、ベストショットの確立が高くなる距離を
計算により導き出す方法をとりましょう。
距離によっては、ティーショットでドライバーを使わなくても
良い場合もあるんだ!ということです。
男性の場合、短いロングのサービスホールなどでは、
440Yのパー5であった場合、440-100=340Yとなります。
2オン狙いの場合は、260Y+180Yになりますが、
3オンでは、100Yを引くと340Yですから210Y+130Yですので、
ティーショットはスプーン、クリーク、ユーティリティー、
更にはアイアンでもティーショットができるということです。
● ロングホールはいつも120%のマン振りで良い!
という考え方を捨てる(改める)ことです。
● グリーン上のパットから考え、理想のパットをするには、
セカンドやサードショットをどこに運ぶかを想像して、
その次にセカンドやティーショットをどうするのか?
という風に、想定する順を正しく行うことができれば
大叩きを防ぐことができるのです。


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